【永久保存版】部屋や衣類の白カビを除去!正しいカビ取り方法10選&カビ対策をプロが解説

「家具の裏に白カビが発生したけど、埃みたいに掃除機で吸い取ってもいいの?」
「久しぶりに服を着ようと思ったら綿みたいなものがたくさん付着していた。もしかして白カビ?」

部屋や衣類に白カビが生えてしまったという経験がある方は少なくないと思います。
湿度が高い場所や換気が不十分な環境では、カビの発生を避けることは容易ではありません。

カビはたくさんの種類がありますが、その中でも白カビは比較的除去しやすいカビです。
しかし除去しやすいということは、根が浅いため拡散しやすいとも言えます。
そのためカビ取り方法を間違えてしまうと、狭い範囲だった白カビが部屋中に広がり、最悪の場合は家中に広がってしまうこともあります。

またカビの種類によっては重大な健康被害を引き起こすものもあるため、ご自身やご家族の健康を守るためにも早急に対処しなければいけません。

そこでこの記事では、部屋や衣類に白カビが発生した際の正しいカビ取り方法と、今後のカビ対策について詳しく解説します。
実用的で効果的な方法を紹介するので、是非この記事を参考にしてカビのない快適な生活空間を作り上げてください。

この記事でわかること


  • 白カビが発生した時の間違った対処方法
  • 白カビの除去方法10選
  • 白カビの発生を防ぐ方法

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目次

1.白カビが発生した際の間違った対処方法

カビは時間経過とともに繁殖していくため、放置するということは絶対にしないでください。
そしてカビ取りをしたとしても、間違った対処をしてしまうと更に悪化させる可能性があります。

ここでは、やってしまいがちな間違った対処方法について解説します。

 

1-1.掃除機をかける

埃などと同じように、白カビを掃除機で吸い込んでしまう方がいらっしゃいます。

しかしカビの胞子は非常に小さく、空気中に容易に浮遊します。
そのため、掃除機を使ってカビが生えた場所を掃除すると、これらの胞子が掃除機の排気口から外に放出され、室内に拡散する可能性があるのです。

白カビを掃除機で吸い込むことはカビの範囲を広げて、悪化させるだけなので、決して行わないようにしてください。

 

1-2.換気や送風をする

本来カビ対策において換気は非常に重要です。
またカビが発生していない時は、扇風機やサーキュレーターで送風することでカビの発生を防ぐことも可能です。

しかし、カビが生えた部分に直接送風すると、カビの胞子が空気中に拡散し、他の場所にカビが広がる可能性があります。
カビ取り作業中は換気が必要ですが、白カビが飛散しないように十分注意してください。

 

1-3.拭くだけ・払うだけで放置する

カビを単に拭き取ったり払い落としたりするだけでは、根本的な除去にはなりません。
また、この方法ではカビの胞子が空中に散布されるリスクがあります。

カビの清掃には、カビ取りに適した液剤を使用し、適切な処理を行うようにしましょう。

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2.【種類別】白カビを除去する方法10選

続いて、白カビが発生した際の正しいカビ取り方法について解説します。
種類ごとに紹介しているので、白カビが発生してお困りの方は是非参考にしてみてください。

 

2-1.【除去方法①】家具や壁のカビ取り<消毒用エタノール>

壁や天井、木製の家具、押入れやクローゼットなどにカビが発生した場合のカビ取り方法をご紹介します。

まず一番安全にカビ取りできる消毒用エタノールを使った方法から解説します。
エタノールは漂白効果がないため黒カビのカビ取りには向きませんが、白カビのように表面のカビなら除去できる可能性が高いのです。

 

2-1-1.事前準備

用意するもの


  • スプレータイプの消毒用エタノール
  • 雑巾
  • マスク
  • ゴム手袋

ドーバー パストリーゼ77

出典:ドーバー酒造株式会社



カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業するようにしましょう。

注意事項

  • 作業中は換気をする
  • 火気の近くで使用しない
  • 目立たない場所で試してから作業する

カビ取り作業中はカビの胞子が飛散しやすいので、換気しながら行いましょう。
エタノールは引火する恐れがあるため火の近くでは使用しないでください。
カビ取りする前に目立たない場所で試して、問題がなければ作業を行うようにしてください。

 

2-1-2.カビ取り手順

①消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭き取る

②消毒用エタノールを吹きかける

③雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

①消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭き取る

カビ取り箇所に埃などが付着している場合は、雑巾に消毒用エタノールを吹きかけ、その雑巾を使って拭いてください。

 

②消毒用エタノールを吹きかける

カビが発生している箇所やその周辺(50㎠~1㎡程度)に消毒用エタノールを吹きかけます。
浸透するまで10~15分ほど放置します。

 

③雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

雑巾で消毒用エタノールを拭き取った後、しっかり乾燥させて終了です。

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2-2.【除去方法②】家具や壁のカビ取り<プロ用のカビ取り剤>

消毒用エタノールは揮発性が高いため、カビが死滅する前に蒸発してしまうこともあります。
そのためカビが広範囲に生えていたり、カビが酷い場合は、カビが死滅しきれないケースもあります。

そんな時にご使用いただきたいのが、弊社が開発したカビ取りマイスターキットです。

こちらはカビ取り業者が使用している液剤を誰でも使用できるように改良した商品なので、カビの殺菌力が高くなっています。
また、安全性に十分配慮して開発された商品なので、毒性の強い水酸化ナトリウムなどは含まれておりません。

そのため家具や壁、押入れなどのような水で洗い流せない場所でも安心してご使用できます。
そしてキットの中には防カビ剤も含まれているので、カビの除去だけでなく、再発を防ぐこともできます。

 

2-2-1.カビ取り手順

用意するもの


  • カビ取りマイスターキット一式(除カビ剤、防カビ剤、ハケ、カップ)
  • スプレーボトル×2
  • 雑巾
  • マスク
  • ゴム手袋
  • ゴーグル
  • 長袖の服

作業中に液剤が飛び散ることもあるので、ゴーグルやマスク、ゴム手袋、長袖の服を身に付けて作業しましょう。
また除カビ剤には漂白効果があるため、色落ちしても問題がない長袖の服を着用してください。

注意事項

  • 換気しながら作業を行う
  • 他の液剤と混合しない
  • 目立たないところで試してから作業を行う
  • 鉄部に除カビ剤が付着したら拭き取る

カビ取り作業中は換気を行い、他の液剤を混合するようなことはしないでください。
除カビ剤はまず目立たないところで試して、問題がなければ全体に塗布するようにしましょう。
また、鉄部に除カビ剤が付着すると錆びる可能性があるので、付着した場合はしっかりと水拭きしてください。

 

2-2-2.カビ取り手順

①雑巾で埃などを除去する

②除カビ剤を吹きかける

③ハケで除カビ剤を塗布してしばらく放置する

④雑巾で除カビ剤を拭き取る

⑤防カビ剤を吹きかけて自然乾燥させる

①雑巾で埃などを除去する

カビ取り箇所に埃などが付着している場合は、硬く絞った雑巾で拭き取ってください。
そのあと自然乾燥させましょう。

 

②除カビ剤を吹きかける

空のスプレーボトルに除カビ剤を注ぎ入れて、カビが発生している箇所やその周辺(50㎠~1㎡程度)に吹きかけてください。

 

③ハケで除カビ剤を塗布してしばらく放置する

気になるカビはハケで除カビ剤を塗布してください。
付属のカップに除カビ剤を入れて、ハケを下から上に向かって動かすようにしましょう。
液剤が垂れてしまったら、跡が残らないように雑巾で拭いてください。
除カビ剤が浸透するまで10~30分ほど放置します。

 

④雑巾で除カビ剤を拭き取る

雑巾で除カビ剤を拭き取って、しばらく乾燥させてください。

 

⑤防カビ剤を吹きかけて自然乾燥させる

②とは別のスプレーボトルに防カビ剤を注ぎ入れてください。
そしてカビ取りした箇所に防カビ剤を吹きかけたあと、しっかりと乾燥させて終了です。

 

予算の都合上カビ取りマイスターキットの購入が難しい場合は、除カビ剤単品の販売もあります。
こちらは防カビはできませんが、同じようにカビ取りはしっかりできるので費用を抑えたい方は是非検討してみてください。

 

2-3.【除去方法③】畳のカビ取り<消毒用エタノール>

畳に白カビが発生してしまった場合は、消毒用エタノールでカビ取りをしましょう。

 

2-3-1.事前準備

用意するもの


  • スプレータイプの消毒用エタノール
  • 雑巾
  • 歯ブラシ
  • マスク
  • ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業するようにしましょう。

注意事項

  • 作業中は換気をする
  • 火気の近くで使用しない
  • 目立たない場所で試してから作業する

カビ取り作業中はカビの胞子が飛散しやすいので、換気しながら行いましょう。
エタノールは引火する恐れがあるため火の近くでは使用しないでください。
カビ取りする前に目立たない場所で試して、問題がなければ作業を行うようにしてください。

 

2-4-2.カビ取り手順

①消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する

②歯ブラシでカビを掻き出す

③再び消毒用エタノールを吹きかける

④雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

①消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する

カビが発生している箇所やその周辺(50㎠~1㎡程度)に消毒用エタノールを吹きかけます。
浸透するまで10~15分ほど放置します。

 

②歯ブラシでカビを掻き出す

歯ブラシを使って畳の目に詰まっているカビを掻き出します。
傷つけないように畳の目に沿って優しく掻き出し、その都度雑巾で拭き取ってください。

 

③再び消毒用エタノールを吹きかける

カビを掻き出せたら再び消毒用エタノールを吹きかけます。

 

④雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

最後に雑巾で乾拭きして、消毒用エタノールを拭き取ってください。

 

2-4.【除去方法④】エアコンのカビ取り

エアコン内部にカビが発生すると、稼働させた時にカビを部屋中にばら撒く恐れがあります。
そのためエアコンのカビは早急に対処することが重要です。

ここではエアコンフィルターのカビ取り方法をご紹介します。

 

2-4-1.事前準備

用意するもの


  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • キッチンペーパー
  • 新聞紙
  • 脚立
  • マスク
  • ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業するようにしましょう。

 

2-4-2.カビ取り手順

①電源を切ってエアコンからフィルターを取り外す

②フィルターをシャワーで洗い流す

③中性洗剤で優しく洗う

④しっかり乾燥させる

⑤フィルターをエアコンに戻す

①電源を切ってエアコンからフィルターを取り外す

エアコンの電源を切り、フロントパネル(エアコン正面のカバー)を開き、フィルターを取り外してください。

 

②フィルターをシャワーで洗い流す

大きな埃の塊があれば取り除いてから、シャワーで洗い流しましょう。

 

③フィルターの裏面からシャワーで洗い流す

中性洗剤をつけたスポンジで優しく擦って埃やカビを除去していきます。

 

④しっかり乾燥させる

キッチンペーパーで水分を拭き取った後、風通しの良い場所に置いてフィルターを乾燥させましょう。
水分が残ったままエアコンに戻すとカビの繁殖を促してしまうため、しっかりと乾してください。

 

⑤フィルターをエアコンに戻す

完全に乾いたのを確認できたら、フィルターをエアコンに戻して終了です。

 

他にもエアコンの吹き出し口にカビが付着している可能性があります。
こちらも掃除が必要なので、中性洗剤を含ませたタオルで拭き取ってください。
詳しいやり方は以下の記事でも書いてあります。

■関連記事■エアコンの安全なカビ取り方法|確認すべき注意点やカビ予防法まで解説
■関連記事■エアコンのカビは危険だらけ!?エアコンのカビを防止する方法とその相乗効果

またエアコンは精密機器なので、フィルター以外の内部のカビ取りをしようとすると故障する恐れがあります。
エアコン内部掃除は定期的にプロに任せるようにしてください。

 

2-5.【除去方法⑤】衣類のカビ取り<消毒用エタノール>

「洗濯できない衣類に白カビが生えてしまった。でもすぐに着なければいけない…」という時には、消毒用エタノールで応急処置することができます。

 

2-5-1.事前準備

用意するもの


  • 消毒用エタノール
  • 衣類用粘着テープ
  • マスク
  • ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業するようにしましょう。

 

2-5-2.カビ取り手順

①屋外でカビを払い落とす

②衣類用粘着テープで表面のカビを除去する

③消毒用エタノールを吹きかける

④残っている消毒用エタノールを布で拭く

⑤完全に乾くまで陰干しする

①屋外でカビを払い落とす

屋外に出て、衣類に付着しているカビを払い落します。
不要な布などを使って、使用後そのまま捨てられるようにするのがおススメです。

 

②衣類用粘着テープで表面のカビを除去する

大まかなカビを払い落とした後に、衣類用粘着テープでカビを取り除きます。

 

③消毒用エタノールを吹きかける

見えないカビを死滅させるために消毒用エタノールを吹きかけます。
消毒用エタノールを染み込ませるために、15分ほど放置してください。

 

④残っている消毒用エタノールを布で拭く

布で乾ききっていない消毒用エタノールを拭き取ってください。
擦るのではなく、軽くポンポンと叩くようにしましょう。

 

⑤完全に乾くまで陰干しする

乾くまでしっかりと陰干しして、終了です。

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2-6.【除去方法⑥】衣類のカビ取り<酸素系漂白剤>

洗濯表示マークを確認して、漂白剤を使用することが可能な衣類だったら酸素系漂白剤を使用してカビ取りをしましょう。

 

2-6-1.事前準備

用意するもの


  • 酸素系漂白剤
  • 洗濯用洗剤
  • ぬるま湯(40~60℃)
  • マスク
  • ゴム手袋

グラフィコ オキシクリーン

出典: amazon



カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けてください。

 

2-6-2.カビ取り手順

①桶にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れる

②桶に衣類を入れて漬けおきする

③洗濯機で洗う

④完全に乾くまでしっかり干す

①桶にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れる

桶にぬるま湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かします。

 

②桶に衣類を入れて漬けおきする

桶に衣類を入れて、しばらく漬けます。
目安としては1時間程度ですが、カビの状況を見て判断してください。

 

③洗濯機で洗う

軽く絞ってから洗濯機に入れて、通常の洗濯と同じように洗ってください。

 

④完全に乾くまでしっかり干す

乾くまでしっかりと干して終了です。

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2-7.【除去方法⑦】バッグのカビ取り<消毒用エタノール>

洗濯できないバッグにカビは生えた場合も消毒用エタノールでできます。

もし漂白剤を使用できるバッグにカビが発生した場合は、2-6.【除去方法⑥】衣類のカビ取り<酸素系漂白剤>で紹介したやり方で除去してください。

カビが生えているのが革製のバッグだった場合は、消毒用エタノールだと染みになる恐れがあるため、2-8.【除去方法⑧】革のカビ取り<革専用のカビ取り剤>で紹介するカビ取り方法の方が安心でしょう。

 

2-7-1.事前準備

用意するもの


  • 消毒用エタノール
  • マスク
  • ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業するようにしましょう。

 

2-7-2.カビ取り手順

①屋外でカビを払い落とす

②消毒用エタノールを吹きかける

③残っている消毒用エタノールを布で拭く

④完全に乾くまで陰干しする

①屋外でカビを払い落とす

屋外に出て、衣類に付着しているカビを払い落します。
不要な布などを使って、使用後そのまま捨てられるようにするのがおススメです。

 

②消毒用エタノールを吹きかける

見えないカビを死滅させるために消毒用エタノールを吹きかけます。
消毒用エタノールを染み込ませるために、15分ほど放置してください。

 

③残っている消毒用エタノールを布で拭く

布で乾ききっていない消毒用エタノールを拭き取ってください。
擦るのではなく、軽くポンポンと叩くようにしましょう。

 

④完全に乾くまで陰干しする

乾くまでしっかりと陰干しして、終了です。

■関連記事■プロが教える!布製品のカビ取りと対策方法【衣類・小物・家具etc.】

 

2-8.【除去方法⑧】革のカビ取り<革専用のカビ取り剤>

レザージャケットや革のバッグ、革靴などにカビが発生した場合は、革製品専用のカビ取りスプレーを使用しましょう。

 

2-8-1.事前準備

用意するもの


  • 革製品用のカビ取りスプレー
  • ブラシ(馬毛など)
  • マスク
  • ゴム手袋

コロンブス レザーキュア カビ用ミスト

出典:amazon



カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れるのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。

 

2-8-2.カビ取り手順

①ブラシで大まかなカビを取り除く

②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く

③内側にもカビ取りスプレーをかける

④しっかり乾燥させる

①ブラシで大まかなカビを取り除く

革靴などのカビ取りをする場合で、靴紐がある時はあらかじめ外しておいてください。
屋外で革製品をブラッシングして、大まかなカビや汚れを取り除いてください。
この時にブラシにカビが付着する可能性があるので、使用後はブラシの除菌も忘れずに行いましょう。

 

②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く

布にカビ取りスプレーを吹きかけて、その布で革靴を拭いてカビを除菌していきます。

 

③内側にもカビ取りスプレーをかける

内側にもカビが発生している可能性があるので、カビ取りスプレーを内側にも吹きかけてください。

 

④しっかり乾燥させる

風通しの良い場所で陰干しして、しっかり乾燥させてください。

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2-9.【除去方法⑨】自宅のカビが酷いならカビ取り業者に任せる

カビが発生している範囲が1㎡以上ある場合や、カビが何度も再発を繰り返している場合は、自力での対処が難しい状態になっています。
また高所にカビが発生している場合は作業が難しいですし、怪我などの危険もあります。

そのような時は無理に自力でカビ取りしようとはせず、カビ取り業者などのプロに任せるようにしましょう。
カビ取り業者は専門知識があって、経験も豊富なので、効果的なカビ取りをしてくれます。

ハーツクリーンは、これまでに10000件以上のカビの調査、5000件以上の施工実績があり、その中には官公庁や上場企業、病院など高いレベルを求められる現場のカビ取りの経験もあります。

また弊社では海外の国立大学と提携してカビ取り剤を自社開発し、液剤の独自性と施工方法が認められ世界初のカビ対策工法として特許取得もしました。
防カビにも力を入れているため、カビの再発率も非常に低くなっています。

もちろん白カビだけでなく、青カビや黒カビの除去もできますので、ご自宅のカビにお困りでしたらまずは一度弊社までご相談ください。

 

2-10.【除去方法⑩】衣類・バッグのカビが酷いならクリーニング業者に任せる

カビは少しでも残っているとそこから再発するリスクがあります。
洗濯できない衣類やバッグだった場合、消毒用エタノールを吹きかけても、吹きかけ忘れている箇所があったり、揮発性が高いためカビが死滅する前に蒸発することも考えられます。
そうなってしまうと死滅しきれないカビから再発して、一緒に保管している衣類やバッグにもカビが移ってしまうという最悪の事態も起こり得ます。

そうならないようにするためにも、カビが生えている衣類はクリーニング業者などのプロに任せるのが一番です。

近所のクリーニング店に持ち込む場合は、しっかりと除菌してくれるところを選ぶようにしてください。
もし除菌してくれるか分からなかったり、大事な服だから徹底的にカビ取りしたいということであればカビ取り専門のクリーニング業者のハーツクリーニングをご検討ください。

ハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なエチレンオキサイドガス(EOG)を使用したガス滅菌を行っているので、しぶといカビの菌(真菌)や害虫の卵などを死滅させることが可能です。

また、国内外の要人が依頼するほどの実績がある老舗のクリーニング店と提携しているため、カビのシミなどを熟練した職人の技術で落としてくれます。

通常のクリーニングよりもお値段は高いので、大事な服やバッグにカビが発生した時に是非ご利用ください。

 

2-11.【番外編】白カビが発生した食品は削っても食べてはダメ!

白カビは食品に発生することがあり、見た目上の問題だけでなく、健康上のリスクも伴います。
食品に白カビが生えた場合、カビが見える部分だけを取り除いて残りを食べるのは避けるべきです。
これは、カビが目に見えない部分にも菌糸を広げている可能性が高いためです。

カビにはアレルギーやカビ毒を引き起こす種類も存在し、食中毒の原因となることもあります。

したがって健康を守るためにも、カビが生えた食品の摂取は避けることが賢明です。
安全を最優先に考え、カビの発生した食品は廃棄しましょう。

 

3.白カビを防ぐ!部屋・収納場所のカビ対策方法

一度カビが生えた部屋というのは、それだけカビが発生しやすい環境が整っているという事です。
そのため、この記事で紹介したやり方で白カビを除去できたとしても、対策を行わなければ再びカビが発生する恐れがあります。

これから紹介するカビ対策方法を日々実践して、カビが生えにくい部屋や収納場所を目指してください。

 

3-1.エアコンで除湿する

エアコンの除湿機能は、雨の日やジメジメした日に室内の湿度をコントロールするのに非常に効果的です。
高湿度はカビの成長に最適な環境を作り上げてしまうので、エアコンを利用して湿度60%以下に保つことでカビを予防することができるでしょう。

エアコンのフィルターは定期的に掃除することが重要で、これによりカビの胞子や埃の蓄積を防ぎ、エアコンの効率も良くなるでしょう。

 

3-2.定期的に換気する

毎日の換気はカビ予防において大切です。
特にキッチンやお風呂、地下室など、湿気が多い場所では、換気を頻繁に行うようにしましょう。
これにより、部屋にこもっている湿気を外に排出し、新鮮な空気を取り込むことができます。

 

3-3.こまめに清掃する

埃や汚れはカビの栄養源となるため、定期的に家全体を清掃することが大事です。

カーペット、カーテン、家具の下など、ホコリがたまりやすい場所は注意が必要です。
また、浴室やキッチン、トイレなどの水回りは、こまめに拭いたりして清潔に保つことがカビ予防の鍵となります。

 

3-4.除湿剤を活用する

収納場所は密閉されていることが多いため、湿気がたまりやすく、カビが生えやすくなっています。
そのため、クローゼットや引き出し、収納ボックス内に除湿剤を置くことで、湿気が吸収され、カビを予防することができます。

除湿剤は定期的に交換する必要があるので、水が満杯になっていないかこまめに確認しましょう。

 

3-5.通気性を良くする

空気が滞留している場所には埃や湿気が溜まりやすいため、カビのリスクが高くなります。
そのため、家具や収納アイテムを壁から数センチほど離して配置することで、家具の裏に空気の流れを確保し、湿気がこもるのを防ぐことができます。

また、収納ボックスや棚も物を詰め込みすぎないように気を付けましょう。

 

3-6.日光を活用する

カビは紫外線に弱いため、日光を当てることで自然の消毒剤として機能します。
日中はカーテンを開けて部屋に日光を入れ、湿気を減らし、カビの成長を抑制します。

日当たりの良い窓辺では、定期的に家具やカーペットを移動させ、日光が当たるようにすると効果的です。

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4.白カビを防ぐ!衣類・バッグのカビ対策方法

続いて、衣類やバッグなどのカビ対策について解説します。
こちらも是非実践してみてください。

 

4-1.汚れを落としてから収納する

洗濯可能な衣類は、使用後に適切に洗濯しましょう。
洗濯できない衣類やバッグの場合は、衣類用のブラシなどを使って汚れを落としてから収納場所に戻すようにしてください。

汚れや汗、体液はカビの栄養源となり得るため、これらを適切に取り除くことでカビの成長を防ぐことができます。
清潔な状態で収納することは、カビの予防において非常に効果的なのです。

 

4-2.乾燥させてから収納する

衣類やバッグを濡れた状態で収納すると、カビが発生するリスクが大幅に上昇します。

また濡れている衣類やバッグがカビやすいだけでなく、収納場所全体の湿度も高くなるので、一緒に保管しているものも被害を受けるかもしれません。
そうならないようにするためにも、使用後に濡れている衣類やバッグは、完全に乾燥させてから収納場所に戻してください。

洗濯後の衣類も同様に、しっかりと乾燥させることが重要です。

 

4-3.収納場所を換気する

クローゼットや収納スペースを定期的に開けて空気を循環させます。
これにより、湿気がこもるのを防ぎ、カビの発生を減らすことができます。

天気の良い日には衣類やバッグを外に出して風通しを良くするのも有効です。

 

4-4.除湿剤を活用する

収納場所での湿度管理には、除湿剤を積極的に活用しましょう。
これらは、密閉された空間や湿度が高くなる季節において、カビ予防のために重要なアイテムです。

除湿剤は効果が低下しないよう、定期的に新しいものに交換するようにしましょう。

 

4-5.収納場所を掃除する

収納場所を定期的に掃除し、埃や汚れを取り除くことも重要です。
これにより、カビの成長に必要な環境を取り除き、発生を予防することができます。

また、収納場所にカビが発生していないかも定期的に確認しましょう。

 

4-6.不要なものの処分や整理整頓をする

カビは通気性の悪い場所に発生しやすいため、物が詰めこまれていると空気が滞留してカビが生えやすくなります。
そのため、不要なものは思い切って処分し、整理整頓をしましょう。
これで収納している物の間に隙間ができてカビ予防になります。

また定期的な片づけは衣類等を出し入れすることになり、長期間同じ状態で放置されるのを避けることにも繋がるでしょう。

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5.まとめ

今回は白カビが発生した場合のカビ取り方法を中心に紹介してきました。

白カビはカビの中でも比較的除去しやすいですが、その分拡散しやすいため、十分注意しましょう。
もしカビの範囲が広かったり、カビの再発を繰り返していたりして、自力でのカビ取りが難しい場合はカビ取り業者などのプロに任せましょう。
自宅や家具のカビ取りであれば、カビ取り業者が対応してくれます。

ハーツクリーンは、これまでに10000件以上のカビの調査、5000件以上の施工実績があります。
また弊社では海外の国立大学と提携してカビ取り剤や防カビ剤を使用しているため、カビの再発率も非常に低いです。
カビの悩みから解放されたいという方は是非ハーツクリーンまでご相談ください。

またハーツクリーンは、老舗のクリーニング業者と提携して、ハーツクリーニングというカビ取り専門のクリーニングも行っています。

医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なエチレンオキサイドガス(EOG)を使用したガス滅菌で、カビを徹底的に死滅させています。

衣類やバッグ、靴、寝具などのカビにお困りでしたら、是非ハーツクリーニングまでお問合せください。