【カビのプロが教える】クローゼットのカビ対策と最強のアイテム10選
「北側の部屋のクローゼットの湿気が酷い。いつかカビが生えそうで心配…」
「クローゼットにカビが生えたら服にも移るかも…。何としてでもカビを防ぎたい」
カビは自宅のどこに発生しても厄介なものですが、特に困るのがクローゼットです。
クローゼットにカビが発生すると、収納している服にもカビが移ってしまう恐れがあります。
そうなってしまったら、クローゼットだけでなく服のカビ取りもしなければいけないですし、あまりにカビが酷いと大切な服を捨てなければいけない…なんてことも考えられます。
そんな最悪な事態を防ぐためにも、しっかりとカビ対策をしなければなりません。
そこで今回、クローゼットのカビの対策方法とおススメのアイテムをご紹介します。
是非この記事を参考にして、クローゼットをカビの脅威から守ってください。
この記事でわかること
- クローゼットにカビが発生する原因
- クローゼットのカビ対策の方法
- クローゼットのカビを防ぐためのおススメアイテム
- それでもカビが発生した場合の対処方法
目次
1.なぜクローゼットにカビが発生してしまうのか
カビ対策をするためには、何故クローゼットにカビが発生してしまうのか原因を知ることが大切です。
まずカビが発生するメカニズムから解説します。
カビの胞子は目には見えませんが、常に空気中を舞っているものです。
そしてカビの胞子が付着した場所に、カビが繁殖する条件が揃っているとカビは目に見えるほど大きく広がっていきます。
カビが繁殖する条件というのが以下の4つです。
- 湿度
- 温度
- 栄養源
- 酸素
カビは湿度60%を超えたあたりから活発になり、湿度が高ければ高いほど繁殖するスピードも早くなります。
また、温度は20~30℃くらいを好むため、人間が生活しやすい気温と一致しています。
そして人間が食事をするのと同じようにカビも栄養が必要です。
埃や虫の死骸、人間の皮脂など様々なものを栄養にするので、しばらく掃除をしていない場所はカビにとって居心地の良い場所になってしまいます。
もちろん地球上には酸素があるので、これで4つの条件が揃うことになるのです。
では、どのようにしてクローゼットの中にカビが繁殖する4つの条件が揃ってしまうのか見ていきましょう。
1-1.常に閉め切っていて湿度が上がりやすい
物を出し入れする時以外、閉め切っていることの多いクローゼットは湿気がこもりやすい場所です。
そしてクローゼットの湿気は部屋の影響を受けやすく、以下のような場所は特に湿度が上がりやすいでしょう。
- 北側の部屋
- 3階以下の低層階
- 浴室などの近く
北側の部屋は日当たりが悪くジメジメしやすいですし、3階以下の低層階は地面の湿気の影響を受けたり、隣家によっては日当たりが悪いことがあります。
そのような部屋は湿度が高くなりやすいため、その部屋にあるクローゼットも影響を受けます。
また、クローゼットの裏側に浴室のような高湿度の場所があると、湿度が上がりやすくなります。
この状況でクローゼットを閉め切っていると、こもっている湿気を外に逃がすことができず、カビが発生してしまうことがあるのです。
1-2.隙間がなくて通気性が悪い
カビは空気が滞留する場所に発生しやすいため、風通しを良くする必要があります。
しかし、収納場所が少なかったり、物が多かったりして、クローゼットいっぱいに物を詰め込んでいるという方も少なくないでしょう。
その場合、クローゼットの内の通気性が悪くなり、空気が滞留した場所からカビが発生してしまうかもしれません。
また、隙間なく物が詰め込まれているクローゼットだと空気の入れ替えが上手くできません。
これではクローゼットを開けて換気しても、湿気を外に出すことができず、高湿度の状態が維持されてしまいます。
1-3.埃などカビの栄養源が溜まっている
部屋の掃除なら、思い立った時にすぐに掃除機で埃を吸ったり、フローリングワイパーで拭いたりできますが、クローゼットの中はそうはいきません。
収納している物を出してから掃除しなければいけないため、どうしても部屋と比べて掃除する頻度は少なくなります。
そしてクローゼットは服などを収納するため、外から埃や塵などが持ち込まれやすい場所です。
そのような場所で掃除を怠っていると、埃や虫の死骸などカビの栄養源が溜まっていき、カビが繁殖しやすくなってしまうのです。
1-4.収納している服や布団に汗や汚れが付着している
コートやスーツなど、着用後に洗濯できない衣類はそのままクローゼットにしまう方も多いと思います。
しかし着用後の服には埃や食べカス、人間の皮脂などカビの栄養源が付着しています。
それを取り除かずに戻すと、クローゼットの中に付着している有機物が落下し、次第にカビの栄養源が溜まっていきます。
また、着用した服には人間の汗が染み込んでいます。
「冬だから汗なんてかいてないでしょ」と思っていても、人間は冬でも体から水分を放出しています。
水分を含んだままの服をクローゼットに戻すと、服にカビが生えやすくなったり、クローゼット内の湿度を上げることになってしまいます。
布団も同じで、起床後すぐの布団には人間の汗や皮脂が付着しています。
カビが好む「水分」と「栄養源」を含んだ布団をしまうと、クローゼットや押入れにカビが発生しやすくなるので注意が必要です。
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2.クローゼットのカビ対策1:湿度を抑える
クローゼットのカビを防ぐために最も重要といっても過言ではないのが湿気対策です。
- こまめに換気する
- 除湿する
まずは、こまめにクローゼットを開けて、空気の入れ替えをしましょう。
湿度の高い日に行うと新しく取り込む空気も湿っぽくなってしまうので、晴れた日に行うか、エアコンの除湿機能を活用してください。
しかし湿度の高いクローゼットの場合は、空気の入れ替えだけでは不十分なことがあります。
そんな時に活用してほしいのが除湿剤や除湿機です。
2-1.【アイテム①置き型除湿剤】addgood「SUPER除湿でかでか」
出典:amazon
一般的な置き型タイプの除湿剤です。
湿気は下の隅に溜まりやすい傾向にあるため、その辺りに置くと効率的に除湿してくれます。
そして除湿剤を使用する上で気を付けてほしいのが交換するタイミングです。
湿気を吸い取ると除湿剤に水が溜まっていき、水がいっぱいになるとそれ以上は湿気を吸い取ってくれません。
交換タイミングになっても気付かないままだと、クローゼットが除湿されなくなり、カビが発生しやすくなります。
こちらの商品は800mLと大容量なので、一般的なサイズよりも交換頻度は少なくてすむのでおススメです。
2-2.【アイテム②吊るす除湿剤】エステー「ドライペット クローゼット用」
出典:amazon
こちらは吊るすタイプの除湿剤なので、狭いクローゼットでも邪魔になりません。
備長炭は表面に無数の小さな穴があり、そこに悪臭成分が吸着することで脱臭効果を発揮します。
また、ゼリー状になる薬剤を使用しているので、除湿効果もひとめでわかるようになっています。
スリムな見た目ですが、2枚で約2400Lのクローゼットの湿気と臭いを吸い取ってくれます。
2-3.【アイテム③布団用除湿剤】白元アース「ノンスメルドライ大判くりかえシート」
出典:amazon
こちらはシートタイプの除湿剤で、布団の間に挟んだり、衣装ケースに入れたりすることができます。
活性炭配合なので、除湿だけでなく脱臭もしてくれますし、ダニよけ効果もあります。
そしてこの商品の良い所は、天日干しするだけで繰り返し使えることです。
クローゼットによっては除湿剤の交換頻度が高く、使い捨ての除湿剤だと出費が痛いことがあります。
これなら繰り返し使えるので費用も抑えられますし、ゴミも減らせるので地球にも優しいです。
2-4.【アイテム④充電式除湿機】Yoita「コンパクト除湿機」
出典:amazon
「除湿剤の水捨てが面倒」「ゴミを減らしたい」
そう考えている方におススメなのが充電式の除湿機です。
本来除湿機といえばコンセントが必要ですが、これは充電式なのでクローゼットでも使用できます。
除湿して飽和状態になったら、ドライスタンドに設置して乾燥させれば半永久的に使えます。
また、乾燥させるときの電気代も1.5円と経済的です。
購入代金は除湿剤よりも高いですが長い目で見たらお得なので、除湿剤を頻繁に購入しているという方は検討してみてください。
3.クローゼットのカビ対策2:通気性を良くする
通気性を良くするために、クローゼットに隙間を作るようにしましょう。
- 断捨離をする
- 隙間ができるように収納する
通気性を良くするためには、まず不要なものを捨てて収納に余裕を持たせるようにしてください。
もったいないと言って捨てられないでいると、カビが発生して必要なものまでも捨てる羽目になり、もっともったいないことになるかもしれません。
物を捨てられない性格の方は難しいと思いますが、思い切って行動に移しましょう。
そして更に通気性を良くするために、アイテムを使用するのもおススメです。
3-1.【アイテム⑤布団のカビ防止】押入れ収納 桐すのこ
出典:楽天市場
クローゼットや押入れの中身を減らして余裕を持たせたとしても、直接入れると布団の下や横には隙間が生まれにくいものです。
そこでおススメなのが、すのこです。
すのこを下に置いたり、横に立てかけたりすることで、強制的に隙間を作ることができます。
これで布団とクローゼットの間にカビが発生するのを防ぐことができます。
3-2.【アイテム⑥通気性抜群】洋服収納ボックス
出典:amazon
クローゼットに衣装ケースを入れて、そこに洋服をしまっている方も多いと思います。
しかし衣装ケースの中は閉め切った状態のため、湿気が溜まりやすくなってしまいます。
そこでおススメなのが、こちらの商品のように密閉されていない収納ボックスです。
通気性が良くなるので、クローゼット内の服にカビが発生するのを防ぐことができます。
4.クローゼットのカビ対策3:カビの栄養源を絶つ&カビの発生を防ぐ
- こまめに掃除する
- 防カビアイテムを使用する
カビは汚れているところを好むため、掃除を怠っていると発生します。
そのために掃除をこまめに行う必要があります。
また掃除の効果を長く継続させるために、防カビの効果があるアイテムを使用するのもおススメです。
4-1.【アイテム⑦掃除がラクラク】押入れ収納キャリー
出典:amazon
「こまめに掃除しましょう」と言われても、クローゼットの場合は物がたくさん収納されているため、そう簡単にできないのが現実だと思います。
そんな時に使用してほしいのが、キャリー付きのアイテムです。
クローゼット内の衣装ケースに服を収納しているなら、その衣装ケースをキャリー付きのものにすれば簡単に取り出せて掃除がしやすくなります。
衣装ケース以外でも大きくて取り出しにくいものが収納されている場合は、こちらの押入れ収納キャリーを活用してみてください。
これで様々な物を取り出しやすくできるので、掃除もこまめにできるようになるでしょう。
4-2.【アイテム⑧防カビ】コジット「パワーバイオ押入れのカビきれい」
出典:amazon
キャリー付きのアイテムを使用して掃除を楽にしたとしても、やはり部屋の掃除のように頻繁に行うことは難しいでしょう。
そこで活用してほしいのが防カビアイテムです。
こちらのパワーバイオシリーズは微生物の動きを利用して、カビや臭いの発生を抑制してくれます。
これでカビが寄りつかなくなり、掃除の効果を長持ちさせることができます。
吊り下げフックが付いているのでクローゼットに掛けるか、天井に貼って使用することで、約4か月間効果が続きます。
5.クローゼットのカビ対策4:汚れた服や布団を収納しない
服や布団をクローゼットにしまう時、付着している汚れや湿気も一緒に持ち込んでしまいます。
それが原因でカビの栄養源が溜まったり、クローゼットの湿度を上げてしまうので、出来る限り汚れや湿気を取り除かなければいけません。
- 服は洗濯してからしまう
- 洗濯できない服は汚れと湿気を取り除く
- 起床後すぐに布団を畳まない
基本的に服は洗濯してからクローゼットに戻すようにしてください。
その時、乾ききっていない状態で戻すとクローゼットの湿度を上げてしまうので、しっかりと乾燥させることは忘れないようにしましょう。
そしてコートやスーツなど洗濯できない服の場合は、半日ほどクローゼットの外に干して汗などの水分を飛ばしてください。
その時に洋服ブラシで埃や食べカスなどを取り除き、汚れが付着しているならしみ抜きを行うことで、クローゼットにカビの栄養源を持ち込むことも防げます。
それから布団の場合は、起床後に掛布団をめくった状態で1時間程放置してから畳むことで、湿気がこもりにくくなります。
以上の方法でクローゼットに汚れや湿気を持ち込むのを大幅に抑えることができます。
またアイテムを使用することで更に抑制することができます。
5-1.【アイテム⑨衣類の汚れ除去】P&G「ファブリーズ W除菌+消臭 PREMIUM」
出典:amazon
着用後のコートやスーツをブラッシングした後に、除菌スプレーを吹きかけることで効果が高まります。
服には目に見えないほど小さな菌なども付着していて、洋服ブラシだけでは完全に取り除くことはできません。
この商品なら、消臭・除菌・ウイルス除去・防カビの4役を1本でやってくれます。
吹きかけてすぐにしまうとクローゼットの湿度を上げてしまうので、完全に乾くまでしっかりと干すようにしてください。
5-2.【アイテム⑩布団乾燥】アイリスオーヤマ「布団乾燥機」
出典:amazon
起床後、畳む前に布団を放置しておくことで湿気を逃がすことができますが、布団乾燥機を使用すると更に効果を高めることができます。
カビの菌やダニは熱に弱い性質のため、布団乾燥機の熱で死滅させることができます。
布団乾燥機を使用すれば通常よりも短時間で乾燥させられて、更にカビやダニを死滅させることができるので一石二鳥です。
通常は週1回程度でいいですが、梅雨など湿度が高い時期は週に2~3回ほど使用することをおススメします。
■関連記事■老舗布団屋さんに聞いた布団の正しいカビ取りを徹底解説
6.それでもカビが発生してしまった場合はすぐにカビ取りする
クローゼットのカビは、発生したら収納している服などにも移る可能性があるため、少し放置しただけで大惨事になりかねません。
万が一カビが発生してしまった時は、すぐにカビ取りを行うようにしましょう。
6-1.自力でカビ取りするなら「消毒用エタノール」
カビと言えば「カビキラー」や「カビハイター」のような浴室などで使用する塩素系カビ取り剤を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、クローゼットや押入れでは塩素系カビ取り剤を使用することができません。
カビは酸性のため、強アルカリ性のカビ取り剤は効果的なのですが、木材もほとんどが弱酸性のためアルカリ性に弱いのです。
そのため、木材にカビ取り剤を吹きかけると、木材が傷んで強度が落ちたり変色する恐れがあります。
そこで今回は消毒用エタノールを使用したカビ取り方法で紹介します。
用意するもの
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル
- 雑巾
- マスク
- ゴム手袋
カビ取り作業中はカビの胞子が舞うので、必ず換気して、マスクを身に付けるようにしましょう。
手荒れなどを防ぐためにゴム手袋もはめてください。
カビの胞子は目に見えないほど小さいため、目視できるカビだけでなく、その周辺もカビ取りするようにしましょう。
①換気して、クローゼットの中身を出す
部屋の窓を開けて換気して、クローゼットの中身をすべて取り出してください。
②硬く絞った雑巾で埃などを取り除く
硬く絞った雑巾で、クローゼットに溜まっている埃や虫の死骸などを取り除きます。
③消毒用エタノールを吹きかける
スプレーボトルに消毒用エタノールを注ぎ入れて、噴霧してカビを死滅させます。
カビの胞子は目に見えないため、気付かない場所にもカビが生息している可能性があります。
カビの部分だけでなく、その周辺もカビ取りしてください。
④しっかりと乾かす
しっかりと消毒用エタノールを乾かして終了です。
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6-2.徹底的にカビ取りしたいならカビ取り業者に依頼
消毒用エタノールには漂白効果がないため、カビを死滅させることができても黒い色素が残ってしまうことがあります。
また、カビの状態が酷い場合は消毒用エタノールだけでは完全に死滅させることが難しい場合もあります。
カビは根絶させないと再発する恐れがあるため、自力では難しいと感じたらカビ取り業者に任せるのが一番です。
とはいえ、カビ取り業者がたくさんあって、どこにすればいいのか迷うと思います。
以下の項目で当てはまる箇所が多い業者は良いカビ取り業者である可能性が高いので、選ぶ時の参考にしてください。
□施工件数が多く、実績がある
□カビの知識が豊富
□カビ取り後に再発防止のアドバイスをくれる
□数値などを用いて分かりやすく説明してくれる
□カビ取り剤にこだわっている
□防カビにも力を入れている
□依頼したらすぐに対応してくれる
□明朗会計である
最初の段階では当てはまる項目があるのか判断するのも難しいと思いますが、業者のホームページを見れば施工実績やどのようなカビ取り剤を使用しているかなど分かることもあります。
いくつかカビ取り業者のホームページを見て、信頼できそうな業者を見つけたら電話やメールで相談してみましょう。
そして現地調査や見積もりを依頼して、その時の業者の対応などで判断するのがいいと思います。
ハーツクリーンはこれまでに10000件以上のカビの現場の調査と5000件以上のカビ取りの施工をしてきました。
その中には官公庁や上場企業、病院やスーパーマーケットなどの、高いレベルを求められる現場の経験も多数あります。
また、海外の大学と提携してカビ取り剤を独自開発したり、世界初のカビ対策工法として特許取得【特許第7029132号】もしています。
防カビにも力を入れていて、カビの再発率は3年で5%以下と業界最高レベルの品質です。
クローゼットのカビは収納しているものにも影響を及ぼすため、慎重にならなければいけない場所です。
どこのカビ取り業者にすればいいのか悩んでいるようでしたら、まずは一度ハーツクリーンまでご相談ください。
弊社スタッフが誠心誠意対応いたします。
6-3.服にカビが移っているならカビ取り専門のクリーニング業者
クローゼットにカビが発生した場合、収納している服にもカビが移ることがあります。
自力でカビ取りをするならコチラの記事を参考にしてください。
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■関連記事■プロが教える!布製品のカビ取りと対策方法【衣類・小物・家具etc.】
■関連記事■スーツのカビ取りしたい方必見!応急処置から対策までカビのプロが徹底解説
しかし、クローゼットと同様に衣類のカビも完全に死滅させなければ再発してしまうことがあります。
そのため、クリーニング業者に依頼して徹底的にカビ取りしてもらうのが一番です。
そこでおススメしたいのが、カビ取り専門のクリーニング業者のハーツクリーニングです。
まずカビには「白カビ」「黒カビ」「青カビ」など種類がたくさんありますが、特に除去するのが難しいのが黒カビです。
黒カビは繊維の奥に根を張っているため、カビを死滅させても色素が残ってしまいます。
その場合には染み抜きが必要になりますが、高度の技術が必要になるため、店舗によっては黒カビが発生した服は受け付けていないことがあります。
しかし、ハーツクリーニングでは国内外の要人が依頼するほど実績のある老舗のクリーニング店と提携しているため、熟練した職人の技術で黒カビの色素も落としてくれます。
また、ハーツクリーニングでは医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なEOガスで滅菌しているため、しぶといカビの菌(真菌)や害虫の卵も死滅させることが可能です。
服だけでなく、布団や着物、バッグなどのクリーニングも行っているので、大切な物にカビが発生した際に是非ご利用ください。
7.まとめ
この記事では、クローゼットのカビ対策とおススメのアイテムを紹介しました。
カビ対策方法 | おススメアイテム |
湿度を抑える | addgood「SUPER除湿でかでか」 |
通気性を良くする | 押入れ収納 桐すのこ |
カビの栄養源を絶つ
カビの発生を防ぐ |
押入れ収納キャリー |
汚れた服や布団を収納しない | P&G「ファブリーズ W除菌+消臭 PREMIUM」 |
もし対策をしてもカビが発生してしまった場合は、すぐにカビ取りをしてください。
クローゼットでは塩素系カビ取り剤が使用できないので、消毒用エタノールで除去しましょう。
ただし消毒用エタノールは漂白効果がないため、カビの色素を落とすことはできません。
またクローゼットはカビが再発すると被害が大きくなる可能性がある場所のため、できればカビ取り業者に任せた方が安心でしょう。
ハーツクリーンはこれまでに5000件以上のカビ取りの施工をし、クローゼットのカビ取り経験も多数あります。
そして弊社のカビの再発率は3年で5%以下で業界最高レベルの品質ですので、何としてでもカビの再発を防ぎたいクローゼットのカビ取りにピッタリです。
クローゼットのカビで二度と困りたくない方は、是非弊社までご連絡ください。
もし服にもカビが発生している場合は、服のカビ取りも必要です。
ハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているほど強力なEOガスでカビの菌を徹底的に死滅させています。
熟練したクリーニング技術で黒カビの染み抜きも行っているので、大事な服にカビが発生した場合は是非ご依頼ください。
この記事によって、皆さまのクローゼットをカビから守ることができたら幸いです。
■関連記事■カビ取り業者が教える!クローゼットのカビ対策マニュアル
■関連記事■カビ対策について5000件のカビ取りを行ったプロが徹底解説