【永久保存版】靴・パンプスのカビ取り方法と対策をカビのプロが解説【スニーカー・革靴・スエード】
「雨で濡れた靴を乾かさずに靴箱に入れたせいで、靴にカビが生えてしまった」
「久しぶりに革靴を履こうとしたらカビが生えていた。どうやってカビ取りすればいいんだろう」
閉め切っていることが多い靴箱は、湿気がこもりやすい場所の一つです。
そのため靴箱に保管している靴にカビが生えたという経験をした方も少なくないでしょう。
靴に使用されている素材は、本革、合皮、スエード、帆布(キャンバス)など様々な種類があり、生地によってカビ取り方法も異なってきます。
もし間違った方法でカビ取りを行うと、靴を傷めてしまって二度と履けなくなってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
そこで今回、「スニーカー」「革靴」「スエード靴」の3種類のカビ取り方法についてくわしく解説いたします。
靴にカビを発生させないための対策も紹介するので、靴にカビを発生させたくない方も、靴のカビでお困りの方も、是非この記事を最後までお読みください。
この記事でわかること
- 布地のスニーカーのカビ取り方法
- 革靴のカビ取り方法
- スエードの靴のカビ取り方法
- 靴にカビが発生する原因
- 靴にカビを発生させない為の対策方法
目次
1.スニーカーのカビ取り方法
スニーカーは動きやすいため、お子様が普段から履いていたり、スポーツや作業をする時に履いたりして、特に汗や汚れが付着しやすい靴と言えるでしょう。
付着した汗や汚れはカビの繁殖を促すため、そのまま放置しているとカビが発生することもよくあります。
布地のスニーカーの場合は水洗いができるので、酸素系漂白剤を使用してカビ取りを行いましょう。
1-1.事前準備・注意事項
用意するもの
- 酸素系漂白剤(粉末タイプ)
- シューケアブラシ(馬毛など)
- 靴洗い用ブラシ
- 桶
- タオル×2
- マスク
- ゴム手袋
カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れるのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。
真っ白の靴であれば衣類用の塩素系漂白剤を使用することも可能です。
もし色柄もののスニーカーに塩素系漂白剤を使用してしまうと、色落ちや変色の恐れがあるので注意してください。
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出典: amazon
1-2.スニーカーのカビ取り手順
①カビ以外の汚れを落とす
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
庭やベランダなどで、シューケアブラシを使ってカビ以外の大まかな汚れを落とします。
この時にブラシにカビが付着する可能性があるので、使用後はブラシの除菌も忘れずに行いましょう
②桶に酸素系漂白剤を溶かす
桶にぬるま湯を入れて、そこに粉末タイプの酸素系漂白剤を溶かします。
量は製品に記載されている規定量を目安にしてください。
③桶に靴を入れてしばらく放置
桶の中に靴を入れて浸し、2時間ほど放置します。
④ブラシで擦った後によくすすぐ
残っているカビを靴洗い用のブラシで擦って除去してください。
その後、もみ洗いしながらよくすすいでください。
⑤乾燥させる
水気をきったら、風通しの良い場所で陰干しします。
水分が残っているとカビが再発しやすくなるので、しっかりと乾かしてください。
その時に靴の中に乾いたタオルを詰めておくと、乾きが早く、変形を防ぐこともできます。
2.革靴のカビ取り方法
天然素材である本革はタンパク質で構成されているため、革製品はカビが発生しやすいものの1つです。
革製品は基本的に水洗いができないので、カビ取りスプレーを使用したカビ取り方法を紹介します。
2-1.事前準備・注意事項
用意するもの
- 革製品用のカビ取りスプレー
- 布
- シューケアブラシ(馬毛など)
- マスク
- ゴム手袋
カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れるのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。
カビ取りスプレーの代わりに消毒用エタノールを使用することも可能ですが、色落ちする恐れがあります。
もし消毒用エタノールを使用する場合は目立たない場所で試してから行うようにしましょう。
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出典:amazon
革製品はとてもデリケートなので、心配であれば自宅でのカビ取りは諦めてプロに任せることをおススメします。
その場合は4.自力でカビ取りが難しい時はプロに任せるを参考にしてください。
2-2.革靴のカビ取り手順
①ブラシで大まかなカビを取り除く
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
庭やベランダなどで革靴をブラッシングして、大まかなカビを取り除いてください。
この時にブラシにカビが付着する可能性があるので、使用後はブラシの除菌も忘れずに行いましょう。
②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く
布にカビ取りスプレーを吹きかけてください。
その布で革靴を拭いてカビを除菌していきます。
③内側にもカビ取りスプレーをかける
再発防止のため革靴の内側にもカビ取りスプレーを吹きかけてください。
④乾燥させる
風通しの良い場所で陰干ししてください。
カビ取りは以上で終了ですが、6-2.定期的に靴の手入れを行うもあわせて行うことをおススメします。
3.スエードの靴のカビ取り方法
スエードとは加工を施して短く毛羽立たせた皮革のことで、主に子牛や子ヤギなどの柔らかい皮が使われています。
丈夫で温かみのある素材で人気がありますが、表面が毛羽立っているスエードは、汚れや埃が付着しやすいというデメリットがあります。
またスエードは水に濡れると染みになりやすい素材のため、丸洗いはおススメできません。
3-1.事前準備・注意事項
用意するもの
- 革製品用のカビ取りスプレー
- 布
- シューケアブラシ(馬毛など)
- マスク
- ゴム手袋
カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れるのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。
カビ取りスプレーの代わりに消毒用エタノールを使用することも可能ですが、色落ちする恐れがあります。
もし消毒用エタノールを使用する場合は目立たない場所で試してから行うようにしましょう。
スエード素材はとてもデリケートなので、心配であれば自宅でのカビ取りは諦めてプロに任せることをおススメします。
その場合は4.自力でカビ取りが難しい時はプロに任せるを参考にしてください。
3-2.スエードの靴のカビ取り手順
①ブラシで大まかなカビを取り除く
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
庭やベランダなどで靴をブラッシングして、大まかなカビを取り除いてください。
この時にブラシにカビが付着する可能性があるので、使用後はブラシの除菌も忘れずに行いましょう。
②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く
布にカビ取りスプレーを吹きかけてください。
その布で靴を拭いてカビを除菌していきます。
③内側にもカビ取りスプレーをかける
再発防止のため靴の内側にもカビ取りスプレーを吹きかけてください。
④乾燥させる
風通しの良い場所で陰干ししてください。
⑤仕上げにブラッシングする
最後にブラッシングして、毛並みを整えてください。
4.自力でカビ取りが難しい時はプロに任せる
ここまで自宅で行えるカビ取り方法について紹介してきました。
しかし革やスエードの靴はデリケートな素材のため、行えるカビ取り方法が限られています。
そのためカビの跡が残ってしまったり、カビが完全に死滅しないことがあります。
カビは少しでも残っているとそこから再発する可能性が高く、場合によっては周りに保管している別の靴にもカビが移ってしまうことがあるので注意が必要です。
自分では除去できないほどカビが酷い場合や、徹底的にカビを死滅させたい場合はクリーニング業者に靴のカビ取りを依頼するようにしましょう。
カビ取り専門のクリーニング業者のハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているエチレンオキサイドガス(EOG)を使用した滅菌を行っているため、死滅しにくいカビの菌(真菌)でも根絶させることができます。
また、国内外の要人が依頼するほど実績のある老舗のクリーニング店と提携しているため、自宅では取り切れなかったカビの跡も熟練した技術で除去いたします。
何としてでもカビを除去したいと思っている大事な靴がありましたら、是非ハーツクリーニングにお任せください。
5.靴にカビが発生する原因は「汚れ」と「湿気」
ここまで靴にカビが発生した場合の対処方法について解説してきましたが、そもそも何故靴にカビが生えてしまうのでしょうか。
まずカビが発生するには一定の条件が揃っている必要があります。
- 水分
- 温度
- 栄養源
- 酸素
カビは温度が0~40℃の間であれば生育可能で、最も生育するのが25~28℃と言われています。
また、カビは人間の汗や皮脂、土や埃などあらゆるものを栄養源にしていきます。
そして靴にはカビが発生する条件が揃ってしまうことがよくあります。
5-1.靴に汗や汚れが付着している
1日履いていた靴には人間の汗が染み込んでいますし、天気が悪い日なら雨や雪で濡れていることもあるでしょう。
汗や雨などが染み込んでいる靴には「水分」が多く含まれていることになるため、カビが発生しやすくなります。
また乾かさずに靴箱に戻してしまうと、靴箱の中の湿度を上げることになるので、保管している他の靴にも影響を与えます。
そして靴に染み込んでいるのは水分だけではありません。
人間の皮脂や土壌の中の菌、塵や埃など様々な汚れが付着しています。
これらの汚れはカビが繁殖するための「栄養源」になります。
脱いだ直後の靴には水分も栄養源も揃っているため、カビが発生した時に一気に繁殖しやすくなっているのです。
5-2.靴箱の中に湿気がこもっている
脱いだ直後の靴を靴箱にしまっていると、靴に染み付いた汗や雨などによって湿度が上がってしまいます。
靴箱は靴を出し入れする時以外は基本的に閉め切っている場所なので、一度湿度が上がるとそれが維持されてしまいます。
そのため靴自体は濡れたりしていなくても、湿気がこもっている靴箱に保管することでカビが発生しやすくなってしまうのです。
5-3.玄関の湿度が高い
「なんとなく玄関がジメジメしている…」と感じている方もいるでしょう。
実はその感覚間違っていないかもしれません。
まず玄関は雨で濡れた傘や靴が持ち込まれるため、その影響で湿度が上がることがあります。
またもう一つ考えられるのが結露です。
古いタイプの玄関ドアは熱伝導率が高い素材が使われていることが多く、寒い日はドアが非常に冷たくなってしまいます。
暖房を使用して室内が暖かくなっていると、その暖かい空気が玄関ドアに触れて結露が発生します。
玄関の湿度が上がれば靴箱の湿度も上がりますし、保管している靴にも影響を与えるので注意が必要です。
6.カビから靴を守るための7つの対策
5.靴にカビが発生する原因は「汚れ」と「湿気」でお伝えした通り、カビが発生するには4つの条件が揃っている必要があります。
しかし逆を言うと、4つの条件のどれが1つでも欠けていればカビの発生を防ぐことができます。
酸素を無くすことはできないですし、靴を0℃以下もしくは40℃以上で保管するというのは現実的ではありません。
そうなると「水分」と「栄養源」を抑えるのが最適なカビ対策と言えます。
6-1.履いた直後の靴を靴箱にしまわない
足の裏は1日でコップ1杯ほどの汗をかくため、脱いだ直後の靴には汗が染み込んでいます。
また雨や雪の日は更に靴が濡れてしまっていることがあるでしょう。
そのまますぐにしまうと靴箱の湿度を上げることになってしまうため、乾かしてから靴をしまうようにしてください。
更にカビを防ぎたい場合や、早めに乾かしたい時は6-7.靴乾燥機を活用するで紹介する靴用の乾燥機を使用するのもいいでしょう。
6-2.定期的に靴の手入れを行う
定期的に靴を手入れすることで、カビの発生を防ぐだけでなく、靴を長持ちさせることもできます。
まずどの靴にも言えますが、初めて靴を履く前に防水スプレーを吹きかけるようにしてください。
これで水や汚れをはじいてくれるので、靴が汚れにくくなり、カビの発生も抑えられます。
また毎日行ってほしいのが、靴を脱いだ後に馬毛ブラシなどでブラッシングをするという作業です。
30秒~1分程度で終わる作業なので、一度習慣化させることができれば毎日続けられるでしょう。
そして更に靴を綺麗に保つために、定期的に靴の手入れを行ってください。
6-2-1.スニーカー
用意するもの
- 靴用洗剤(中性洗剤でも可)
- 桶
- スニーカー用消しゴム
- シューケアブラシ(馬毛・豚毛など)
- 靴洗い用ブラシ
- タオル×2
①大まかな汚れを除去する
靴紐がある場合は、あらかじめ外しておいてください。
そしてシューケアブラシで大まかな汚れを除去します。
つま先やソールが汚れている時はスニーカー用の消しゴムで汚れを落としてください。
②桶に靴用洗剤を入れてつけ置きする
桶にぬるま湯を入れて、そこに靴用洗剤を入れます。
靴用洗剤がなければ中性洗剤でも構いません。
その中に靴と靴紐を入れて、1時間程放置します。
③ブラシで汚れを除去する
靴洗い用のブラシで優しく洗います。
靴のフチなど汚れが溜まりやすい部分は重点的に行ってください。
④よくすすいで、乾燥させる
もみ洗いしながらよくすすいでください。
水気をしっかりきったら風通しの良い場所で陰干ししましょう。
その時に靴の中に乾いたタオルを詰めておくと、乾きが早く、変形を防ぐこともできます。
⑤防水スプレーを吹きかける
完全に乾いたら防水スプレーを吹きかけて、水や汚れを防ぐようにしてください。
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6-2-2.革靴
用意するもの
- シューケアブラシ(馬毛)
- シューケアブラシ(豚毛)
- 革靴用クリーナー
- 革靴用クリーム
- 布×2
- 磨き用クロス
- 防水スプレー
①馬毛ブラシで埃を除去する
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
馬毛ブラシで靴全体の埃を除去していきます。
靴のフチなど埃が溜まりやすい部分は重点的に行ってください。
②革靴用のクリーナーで汚れを除去する
布を中指と人差し指にしっかりフィットするように巻き付け、そこにクリーナーをなじませてください。
そして靴全体の汚れを落とします。
③革靴用のクリームを靴に塗る
綺麗な布にクリームを取り、少しずつ塗っていきます。
クリームをなじませるために、豚毛ブラシでブラッシングしてください。
④クロスで磨く
最後にきめの細かいクロスで靴を磨き上げます。
⑤防水スプレーを吹きかける
最後に防水スプレーを吹きかけて、水や汚れを防ぐようにしてください。
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6-2-3.スエード
用意するもの
- シューケアブラシ(馬毛もしくは豚毛)
- スエード用消しゴム
- 防水スプレー
①ブラシで埃を除去する
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
シューケアブラシで靴全体の埃を除去していきます。
靴のフチなど埃が溜まりやすい部分は重点的に行ってください。
②消しゴムで汚れを落とす
部分的な汚れはスエード用の消しゴムで落とします。
③ブラシで毛並みを整える
靴全体をブラッシングして毛並みを整えてください。
④防水スプレーを吹きかける
最後に防水スプレーを吹きかけて、水や汚れを防ぐようにしてください。
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6-3.除湿剤を入れる
基本的に閉め切っていることが多い靴箱は湿気がこもりやすい傾向にあります。
カビは湿度の高い場所を好むため、カビを防ぐためには除湿が必要です。
一番簡単な方法としては、靴箱の中に除湿剤を入れることです。
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靴を重点的に除湿したいなら、靴の中に入れるタイプの除湿剤を使用してみてください。
ジメジメしている靴に入れておくことで、翌朝快適に靴を履くことができます。
長期間使用しない大事な靴に入れておくのもいいでしょう。
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6-4.靴箱の換気を行う
湿度が上がっている状態で靴箱を閉めきっていると、湿気がこもったままになってしまいます。
それを防ぐためにも、定期的に靴箱の扉を開けて換気するようにしましょう。
また玄関の湿度が高い場合は、換気しても取り込む空気も湿っぽくなってしまうことがあります。
可能であれば晴れた日に玄関のドアと靴箱の扉を開けて、カラッとした空気と入れ替えるようにしてください。
もし上手く空気が循環していないようでしたら、靴箱に向けて扇風機やサーキュレーターを回して強制的に空気が流れるようにしてください。
6-5.靴を詰め込みすぎない
収納場所が限られていたり、靴をたくさん持っていたりすると、開いているスペースに靴を詰め込みたくなるかもしれません。
しかし靴がぎゅうぎゅうに詰めこまれている靴箱だと、隙間がほとんどなくて空気が循環しにくくなります。
先ほど6-4.靴箱の換気を行うで定期的に換気をするようにお伝えしましたが、せっかく換気しても隙間のない靴箱では空気の流れができず、湿った空気がこもったままになりやすいです。
そのため不要な靴を処分したり、別に収納場所を作ったりするなどして、靴箱の中に余裕をもたせるようにしてください。
6-6.靴箱や玄関の掃除をする
靴は地面に直接触れるため、砂利や泥などが付着しやすくなっています。
そのまま帰宅すれば玄関や靴箱に汚れを持ち込むことになってしまうので、すぐに汚くなってしまうでしょう。
その汚れはカビの栄養源になってしまうので、カビを防ぐためにはこまめに掃除して綺麗にしなければいけません。
玄関はホウキを使って掃き掃除して、その後ホースで水をかけてブラシやタワシで擦って汚れを除去してください。
靴箱は靴をすべて出して、掃除機や小さなホウキで砂や土埃を取り除いた後に、雑巾で拭き取ってください。
最後に仕上げとして消毒用エタノールを吹きかけるのもおススメです。
カビはアルコールに弱いため、カビの菌やそれ以外の菌なども死滅させて、カビの発生を抑えることができます。
消毒用エタノールが乾くまでは靴箱の扉は開けたままにして、しっかり乾かすようにしましょう。
6-7.靴乾燥機を活用する
脱いだ直後の靴をしまうと汗や雨で靴箱の湿度を上げることになるため、しばらく靴を玄関に置きっぱなしにしておく必要があります。
しかし濡れている靴だと乾くのに時間がかかりますし、靴の水分によって玄関の湿度を上げることになってしまいます。
またたくさん靴が出ていると散らかった印象になってしまうため、玄関に靴を極力置きたくないと考えている方も多いと思います。
そこでおススメしたいのが靴用の乾燥機です。
これを使用することで靴が早く乾くため、すぐに靴箱にしまうことができるでしょう。
またカビは熱に弱いため、乾燥機の熱による除菌効果も期待できます。
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7.まとめ
今回靴にカビが発生した場合の対処方法を中心に解説してきました。
1日履いた靴には汗が染み込んでいたり、泥や土埃など汚れが付着しやすいため、手入れを怠っているとカビが生えてしまうことがあります。
放置していると他の靴にもカビが移ってしまう恐れがあるので、見つけたらすぐに対処するようにしましょう。
スニーカーのカビ取り方法
革靴のカビ取り方法
スエードの靴のカビ取り方法
もし自宅でのカビ取りが難しい場合は、プロに任せるようにしましょう。
カビ取り専門のクリーニング業者であるハーツクリーニングでは、靴のカビ取りも行っています。
ハーツクリーニングでは、医療機器の滅菌処理にも使われているエチレンオキサイドガス(EOG)を使用した滅菌を行っているため、死滅しにくいカビの菌も根絶させることができます。
また老舗クリーニング店と提携しているため、革やスエードなどデリケートな素材でも安心です。
大事な靴にカビが生えてお困りでしたら、是非ハーツクリーニングにご依頼ください。
そして靴のカビを除去できたら、今度はカビが発生しないように対策を行いましょう。
カビが生えた靴をそのまま履くと、見た目が悪いだけでなく足白癬(水虫)やアレルギー性鼻炎などを発症する恐れもあります。
まずはカビを発生させないように対策を行い、もしカビが生えてしまったらすぐに対処するように心がけてください。